【あぽろ塾】2023年度合格体験記①

高校三年生の秋頃に入塾し、最終的に自分の目指す工業系の大学に合格したKくんについての合格体験談を講師目線でご紹介します。
Kくんは入塾時点では理系で生物と化学を選択していましたが、目指す学部は工学部だったので、独学で物理を勉強し受験校を増やそうとしました。必死に勉強を続けましたが、共通テストの結果は振るいませんでした。凄いのはKくんのこの後の行動です。Kくんは、迷ってきた理科の選択科目を化学1つに絞り込んで、私大入試に目標を切り替え、今まで以上に必死に勉強しました。たった1ヶ月程度で無機化学、有機化学を完璧に暗記し、化学を武器に大学合格を勝ち取っていきました。
講師としてKくんから学ばせていただいたことは、好きな科目を見つけ勉強に取り組むことができれば短い期間であっても急激なスピードで成績を伸ばすことができるということです。
工学部に入って自分に合った分野を見つけ、成長していくであろう、Kくんに期待せずにはいられません。

中学校不登校、高校も全日制には通えておらず満足な勉強を今までできていませんでしたが、最終的に目標とする大学の前期試験で3学部から合格を勝ち取った、Sくんについての合格体験談を講師目線でご紹介します。
Sくんは体調不良もあり、受験直前の12月も完全には勉強に集中することが難しい状態でした。いよいよ入試が近づく1月になると、覚悟を決め、受験生みんなが嫌がる英単語や英文法、古典単語や古典文法などの基本事項を一気に覚え、過去問演習を相当な量こなしていきました。それだけやってもSくんの実力的には、挑戦となる志望校でした。しかし、その志望校の第一志望の学部が自分の夢を叶えるのに1番の近道となるので最後まで諦めず、試験前日も勉強しました。合格発表の日、第1志望の学部だけでなく、併願していた他の2学部を含めた3学部の合格を報告してくれました！講師として非常に嬉しかったのを覚えています。
講師としてSくんから学ばせていただいたことは、自分の将来の目標や夢を持って勉強すると、どんなに辛くても最後まで頑張れるということです。
第1志望の学部で学問を修め、夢を叶えるSくんの姿を見たいです！

高校三年生の秋頃入学し、なかなか勉強に身が入りませんでしたが、最後は持ち前のコミュニケーション能力とポジティブさを武器に実力より遥かに難しい大学を後期試験で合格した、Hくんについての合格体験談を講師目線でご紹介します。
Hくんは入塾当初は理系で、入試ももちろん理系学部を受験するつもりでした。しかし私自身Hくんと話していても、性格的に文系学部が向いているし、文系科目の方が比較的得点できるなと感じていました。そこで本人が併願校にあげていた学校以外の学校から、向いてそうな文系学部を選び提案しました。すると文系受験にも納得し、私立大学を全て文系学部で出願しました。向いてそうだからとすぐに文転できるHくんの柔軟さが素晴らしいと思いました。志望大学が決まったあとも、塾に来て自習を始める時間が短かったり、塾に来ても居眠りをするなど、なかなか勉強に身がはいりませんでしたが、前期試験では私が奨めた学部の、後期試験では本人の実力からするとかなり高い目標となる大学の合格を勝ち取っていきました。Hくんの合格の要因は、ポジティブさとなかなか勉強に集中していなくても、やるべき過去問は抑えていたことにあると思います。
以上のことから、大学受験においては何事もポジティブにとらえ勉強を続けることと、最低限の過去問は解いておくことが重要だと学ばせていただきました。
Hくんは大学に入っても、コミュニケーション能力とポジティブさを活かして楽しい生活を送ってくれると期待しています。